ファクタリング手数料の実質年率 計算機

売掛債権の額面・手数料率・入金予定日までの日数から、手数料を年率に換算します。ファクタリングは借入ではないため「金利」は付きませんが、年率に直すと融資・ビジネスローンと同じ物差しで調達コストを比べられます。同じ条件で年間に何回も使った場合の総額も同時に試算します。

見積もりの条件を入力 リアルタイム計算
%
融資と比べる(任意)
%
実質年率(調達額ベース)
入力すると、ここに結果が表示されます

なぜ「年率」に直して見るのか

実質年率(%)= 手数料 ÷ 手取り額 × 365 ÷ 前倒しできる日数 × 100

ファクタリングの手数料は「額面の◯%」という一回きりの数字で提示されます。一方、融資は「年◯%」で提示されます。単位が違うため、そのままでは比較できません。手数料を年率に直すと、はじめて同じ土俵に乗ります。

ポイントは期間の短さです。同じ手数料8%でも、入金予定日まで残り90日なら年率換算はおよそ35%ですが、残り30日なら約106%になります。「あと30日待てば入る売掛金」を8%割り引いて先に受け取る、という取引だからです。

分母を「額面」ではなく「手取り額」にする理由

調達額ベース = 手数料 ÷ 手取り額 / 額面ベース = 手数料 ÷ 額面

実際に手元へ入るのは手数料を引いた後の金額です。「いくら調達するのにいくら払ったか」で見るのが、融資の金利と同じ考え方になります。額面を分母にすると、コストがわずかに小さく見えます。本ツールは調達額ベースを主表示にし、額面ベースも参考値として併記しています。

年率が高く出ても、それだけで不利とは限らない

年率換算はあくまでコストを比較するための物差しであり、ファクタリングの是非を単独で決めるものではありません。判断には次の3点を並べてください。

  1. そもそも融資が間に合うか——審査に数週間かかる融資と、数日で資金化できる手段では、選択肢に入るタイミングが違います
  2. 資金が入らなかった場合の損失——支払遅延による取引停止・信用低下のコストが手数料を上回るなら、高い手数料を払う合理性はあります
  3. それが一度きりか、毎月続くか——毎月使い続ける状態なら、コストは年率のまま積み上がります。構造的な資金不足は運転資金・CCC計算機で原因の所在(入金が遅い/在庫が多い/支払いが早い)を確認してください

取引前に必ず確認すること

金融庁は、ファクタリングを装った実質的な貸付(偽装ファクタリング)について注意喚起しています。買戻し特約がある・分割弁済を求められる・給与を対象にしているといった取引は、債権の売買ではなく貸付とみなされる可能性があります。判断材料と一次ソースは資金繰りが苦しい時の選択肢ガイドにまとめています。

※ご注意:本ツールは入力値のみによる試算です。ファクタリングは債権譲渡(売買)契約であり借入ではないため、ここで表示される「年率」は利息ではなく、融資と比較するための換算値です。実際の見積もりには債権譲渡登記費用・事務手数料・振込手数料などが別途含まれる場合があるため、見積書の総額で計算してください。個別の契約内容の適否については、顧問税理士・取引金融機関・商工会議所など専門家にご相談ください。

よくある質問

手数料率がわかりません。手取り額しか提示されていません。
「(額面 − 手取り額) ÷ 額面 × 100」で手数料率が求まります。たとえば額面300万円で手取りが276万円なら、手数料は24万円=手数料率8%です。見積書に別途記載されている登記費用・事務手数料も手数料に含めて計算すると、実態に近い年率が出ます。
「入金予定日までの日数」には何を入れますか?
その売掛金が本来入金されるはずだった日まで、今日から何日あるかを入れます。月末締め翌月末払いの請求書を、締め後すぐに資金化する場合はおよそ30日、翌々月末払いならおよそ60日です。この日数が「お金を前倒しで受け取れた期間」であり、年率換算の分母になります。
年率が100%を超えました。違法ではないのですか?
ファクタリングは法的には債権の売買(債権譲渡)であり貸付ではないため、利息制限法の上限金利は直接には適用されません。ただし金融庁は、買戻し特約や分割弁済など貸付と同視できる実態がある場合、貸金業登録が必要になり得ると注意喚起しています。年率の高さそのものは違法性の判定材料ではありませんが、契約の実態を確認する材料にはなります。詳細と一次ソースは資金繰りガイドをご覧ください。
2社間と3社間ではどちらが安いですか?
一般に、売掛先に通知しない2社間はファクタリング会社の回収リスクが高くなるため、3社間より手数料が高くなる傾向があるとされています。ただし手数料相場の公的な統計は存在しないため、実際の水準は複数社の見積りを取って比較してください。本ツールは、その見積りを年率という共通の物差しに直すために使えます。
「年間の手数料総額」はどう読めばいいですか?
同じ条件のファクタリングを、年間を通して繰り返し使った場合の総額です(365日 ÷ 前倒し日数 を利用回数として計算)。一度きりのつなぎとして使うのか、恒常的な資金繰り手段になっているのかを見分けるための数字です。後者なら、コストは年率のまま毎年発生し続けます。
比較する借入金利には何を入れればいいですか?
取引金融機関から実際に提示されている金利、または日本政策金融公庫など具体的に検討している調達先の金利を入れてください。本ツールは金利の相場値を持っていません(金利は時期・審査結果・保証の有無で変わるため)。借入をした場合の毎月の返済額や総利息は借入返済シミュレーターで試算できます。

資金化・記帳・専門家相談

PR / 高単価 · 株式会社JBL 売掛金の早期資金化(ファクタリング) オンライン完結型の見積もりを取って、上の計算に入れて比較できます。 PR / マネーフォワード 売掛金の残高と入金予定を自動で把握 銀行・請求書を自動連携。前倒しが必要な債権を早く見つける。 PR / Zehitomo 資金繰り・銀行交渉の相談先を一括見積 税理士・財務コンサルを条件入力だけで比較。

※ A8.netのアフィリエイトプログラムを利用しています。

資金調達・財務の学習

📚 KINDLE UNLIMITED 資金調達・銀行交渉の実務書が読み放題 公庫融資の通し方から資金繰り表の作り方まで。30日無料。 🎧 AUDIBLE 財務の勘所を移動時間に 12万冊聴き放題・30日無料。

※ Amazon.co.jpアソシエイトプログラムを利用しています。