固定費・変動費率・販売単価から損益分岐点(BEP)を計算。目標利益を達成するために必要な売上高・販売数も逆算します。
売上高と総費用(固定費+変動費)が等しくなり、利益も損失も発生しない売上水準のこと。事業を継続するには、最低限この水準を超える売上を維持する必要があります。
「1 − 変動費率」は限界利益率と呼ばれ、売上1円あたり何円が固定費・利益に回せるかを示します。固定費を限界利益率で割ることで、固定費をすべて回収するために必要な売上高が求まります。
損益分岐点売上高そのものより実務で使いやすいのが、今の売上が損益分岐点からどれだけ離れているかを割合で見る指標です。実際の月商を入力すると自動で計算します。
損益分岐点比率は低いほど良い指標です。80%なら「売上が2割減っても赤字にならない」ことを意味し、この2割が安全余裕率にあたります。100%を超えると売上が損益分岐点に届いていない=赤字です。
※ 目安の区分です。固定費の重い業種(設備型・店舗型)は比率が高く出やすく、同業種・自社の過去推移との比較が本質です。
厳密には固定費と変動費の境界は曖昧です。人件費は基本給(固定)+ 残業代(変動)の混合費。電気代も基本料金(固定)+ 従量料金(変動)。実務では「半変動費」と捉えるか、簡便的に固定費寄りに計上することが多いです。
事業構造を変えたい場合、「販売数を増やす」より「変動費率を下げる」(仕入条件改善・自社製造化)の方が損益分岐点を下げる効果が大きいケースが多いです。
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